
てぬぐい。は日本人なら一度は見たことがある人も多いと思います。今では100均でも色んな柄の手ぬぐいを見かけます。身近にはあるものの、一人暮らしをするまではほぼ使ったことがありませんでした。でも使ってみたら、とても使い易く、良いことばかりでした。そしてエコ!ここでは私が普段使っている手ぬぐいの活用法をお伝えします。
手ぬぐいの歴史
手ぬぐいの起源は諸説ありますが、その原形は古くは奈良時代とも言われ、当時は祭礼においての装身具として使用されていたと言われています。江戸時代に入ると綿花の栽培が盛んになり、木綿の着物を作る際に出た端切れから、生活必需品としての「手ぬぐい」が生まれました。
我が家の活用術
食器拭きとして利用
手ぬぐいを食器を拭きやすい大きさに切って縫って、食器拭きとして使用しています。最初は、生地の薄さが気になったのですが、慣れたらメリットばかりで、今は手ぬぐい一択です。
- すぐに乾くので衛生さを保ちやすい
- 生地が薄く洗いやすい
- 使えば使うほどなじんで使いやすくなる
↓これは私が食器拭きで愛用しているてぬぐいです。

だいぶ使い込んでいて、色も少し褪せていますが、私はこれくらいが使いやすい。使えば使い込むほどに生地も柔らかくなり、食器を拭くのに最適なんです。柄も色んな柄があって、選ぶのも楽しいです。
手ぬぐいは縦に長いタイプが多いと思いますが、私はそれを3等分位に裁断して使っています。結果、1枚から3枚分の食器拭きが出来る。これって、コスパがかなりいいと思います。

お気に入りの柄だと、キッチンに置いても気分が上がります。
食器拭きなので、洗剤を使ってガシガシ洗いたいところ。でも、手ぬぐいは生地を傷めてしまうので、洗剤は中性洗剤がお勧め。お湯も避けた方がいいようですが、私はふきん用の固形石鹸を使ってお湯で洗っています。
確かに最初は、色落ちやにじみも出てしまいましたが、何回か洗っているうちに、色落ちもなくなりました。色落ちしても、柄が分からなくなるほどの色落ちはないので、ずぼらな私は全く問題ないです。
食器拭きで使用する手ぬぐいは、100均のものでも問題はないのですが、手触りや使い心地を考えると、500円以上の価格帯のものが良いと思いました。(安価でも良い手触りの手ぬぐいもあると思います。あくまで個人の感想です)
鍋つかみとして利用
私は、もっぱら鉄瓶の蓋を開けるときに使っています。

これも蓋をつかみやすいサイズにカットし、縫って使っています。鉄瓶柄がまたかわいいです。

元々はこのサイズでした。仕事で岩手に行った時に記念に購入したもの。「わんこそば」と「鉄瓶」の2枚セットでした。この手ぬぐいも、いずれ使い易いサイズに切って使う予定です。
そのまま縫い合わせて、エコバッグに。

セリアで購入した手ぬぐいでエコバッグを作りました。作っている方が沢山いて真似して作ったのですが、縫い合わせるだけでとても簡単!タグにも、作り方が書いてありました。でも、生地が薄いので、重いものは入れられないかもしれません。裏地を付けるとか工夫が必要かも。

夜洗ってかけておけば、朝にはすっかり乾いています。これが布巾だったら、乾かないと思うので、やはり手ぬぐいは便利で使い易いです。

蒸籠で肉まんをよく蒸すので、衝動買いしてしまいましたが、値段も手ごろで買いやすいも手ぬぐいの魅力。
インテリアとして
額に入れて飾ったり、インテリアとして取り入れている方もいます。柄も豊富なので、季節ごとに変えたりと色々楽しめそうですよね。私はまだ、手ぬぐいを使ったインテリアには挑戦していませんが、そのうち挑戦したいです。
- お手頃価格のものが多い。
- 柄が豊富でインテリアとしても使える。
- 使い方が自由自在。
昔から生活必需品として、暮らしの中にあった「手ぬぐい」。令和の今も目にするのは、やはり使い勝手が良いからだと思います。細々と暮らしている私にとっては、とてもありがたい「手ぬぐい」。これからも沢山愛用していきたいと思います。
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