鉄瓶歴3年の私が感じた鉄瓶とケトルの違い

鉄瓶って、値段も安くはないし、重いし、お手入れも大変そう。と何かと敬遠されがちだと思います。私も一人暮らしを始めて、最初に愛用したのはステンレスのケトルでした。

でも、昔、実家にあった鉄瓶で煎れたお茶がまろやかで美味しかった記憶がずっと残っていて、実家ではもう鉄瓶は使っていなかったので、譲り受けて使い始めることに。使ってみたら、、、もうステンレスケトルには戻れなくなってしまいました。私がなぜ、そこまで鉄瓶を愛用しているのか、鉄瓶とケトルの比較も含めて解説していきます。

目次

お手入れ方法

  • 鉄瓶:使い終わったら乾燥させる。(錆びてしまう為、水や湯を入れっぱなしにしない) 
  • ステンレスケトル:洗いっぱなしでOK

お手入れ方法はケトルの方が楽そう!

鉄瓶も、水を切って少し火にかけるだけで、すぐ乾きますよ。

重さ

  • 鉄瓶:水を入れてなくてもずっしりとした重さ。水を入れるとさらに重くなる。
  • ステンレスケトル:とても軽い。

これは、見た目でも想像できますよね

価格

  • 鉄瓶:高め。(1万円以上するものが多い)
  • ステンレスケトル:安価~高価なものまである。安いものだと千円台で入手できる。
鉄瓶 ステンレスケトル
お手入れ
重さ
価格

これだけだと、ステンレスケトルでもいいかも?と思いますが、ステンレスケトルにはないものが鉄瓶には沢山あるんです。

良い点① 味がまろやかになる(甘みもでる)

鉄瓶で淹れたコーヒーは、ワンランク上の味になります。お湯がまろやかで、とても美味しいんです。美味しいというより、甘みを感じるやさしいまろやかな味。他にも、紅茶や緑茶を試しましたが、どれも美味しく感じました。

私はコーヒーも好きだし、紅茶も好き。でも低収入なので、毎回高価なコーヒー豆や紅茶を買うことができません。でも、お手軽な価格帯の、〇ルディの珈琲も鉄瓶で入れると美味しくなるので、得した気分になります。お湯だけでもこんなに変わるなら、安い豆でも十分。と思えるようになりました。結果節約にもなっています。

良い点② 鉄分が摂れる

これは鉄瓶ならではだと思います。大抵の人は、1日にお茶やコーヒーを1杯は飲むと思いますが、水分補給もしながら鉄分も摂れて一石二鳥。私はレバーを好き好んで食べる方ではないのですが、だから余計に飲み物で鉄分を気軽に摂取できるのはありがたいです。

ケトルで沸かしたお湯を鉄瓶に入れてお湯を注いでも、鉄分は摂取できません。必ず鉄瓶でお湯を沸かしましょう。

中がホーロー加工されている「鉄瓶急須」はお湯を沸かすこともできませんし、鉄瓶以外で沸かしたお湯をいれても、鉄分は摂取できませんので、注意が必要です。

良い点③ インテリアになる

こちらは、我が家の鉄瓶。キッチンは狭くて置き場所がないので、リビングに置いていますが、違和感もなく部屋に馴染んでいてインテリアのようになっています。

良い点④ 手入れをすれば一生もの。経年劣化も愉しめる。

鉄瓶は落として割れたり、凹んだりすることもなく、手入れをきちんとしていれば一生ものです。長く使い込めば使い込むほど、良い感じにくすんできて愛着が沸きます。

それに、鉄瓶の内側に白い「湯垢」と呼ばれる結晶ができ、サビ防止にもなります。長く使って「湯垢」を育てるのも愉しみに。

お手入れも、「使ったら中身を空っぽにして乾かす。」と至ってシンプルなので、ズボラな私でも出来ています。

結論。鉄瓶はいい!

私にとっては、少し手入れが必要でも、多少重くても、それでも鉄瓶の方が断然いいという結論に至りました。親から譲り受けていなくても遅かれ早かれ購入していたと思います。

飲んだことのない人には、想像しにくいかもしれませんが、鉄瓶で入れたコーヒーはとてもまろやかで甘くて、一度飲んでしまったら、ケトルのお湯で沸かしたコーヒーには戻れなくなるほど、美味しいんです(個人の感想です)。私にとってはそれが鉄瓶を愛用する一番の決め手です。

安価な豆でも、美味しいコーヒーが飲めて、贅沢せずに贅沢気分を味わえるって幸せだな。と思います。

鉄瓶コーヒー 

                     もう、ケトルには戻れない・・・

鉄瓶を選ぶ時は、一生ものと考え、妥協せずに本当に気に入ったものを購入するのをお勧めします。その方が飾っても気分が上がりますし、お手入れも怠らず続けられると思います。鉄瓶は安いものではありませんが、高くてもそれに見合う十分な価値があると思います。長く愛用することを考えたらお得でもあります。

鉄瓶の購入を検討している方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

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